ウォーキングデッドの中でもっとも残虐的なエピソードはシーズン7の第1話といってもいいと思います。
その衝撃的な話からアメリカでは第2話の視聴者数がかなり減ったと言われています。
それくらい衝撃的で涙したエピソードであり、誰もが思い出したくないエピソードでもあります。
しかし今回はその衝撃のエピソードをあえて振り返ってみたいと思います。
なぜリック達はニーガンに捕まったの?
そもそも何で、リック達はニーガンに捕まってあんな悲惨な場面を作ってしまたんでしょう?
リック達がニーガンの存在を知ったのは、ジーザスに出会ったからでした。
ジーザスは自分が住んでいるヒルトップを助けるためにリック達に一緒にニーガンのいる基地を攻めようと提案するのです。
そしてともにニーガンの拠点に攻め込み拠点にいた人間を全滅させました。
一見リック達が勝利したように見えたのですがこれが悪夢への始まりになったのです。
しかもこの時点でまだリック達はニーガンが誰なのかわかっていません。
みんなニーガンと名乗っていましたから、ニーガンが誰だかわからないっていうのは不気味すぎて怖いですよね。
リック達はなぜ行く手を全てふさがれてしまったの?
ニーガンの拠点の1つを倒したあとすぐにニーガンに捕まったわけではありません。
この時にマギーとキャロルが別のところで人質になっていました。
リック達は2人を助けに向かいますが、マギーとキャロルはなんと敵を全員倒し自力で脱出します。
そしてそれぞれが一旦アレクサンドリアに戻ります。
キャロルだけはもう誰も殺したくないといってアレクサンドリアを出て行きます。
ダリル、グレン、ミショーン、ロジータは物資を調達中に捕まります。
しかもそれはダリルが殺さなかったドワイトによって捕まってしまいます。その前に一緒にいたデニースは矢が刺さって死んでしまっています。
一方リック達はアレクサンドリアで産気づいたマギーを医者のいるヒルトップに運ぼうとします。
こちらのメンバーはリック、カール、エイブラハム、ユージーン、サシャと身重のマギーです。しかしどこにいってもニーガン達が道を塞いでいます。
そしてどんどん追い詰められてしまいます。そこでユージーンが車を移動させ残りの皆んなは歩いてヒルトップまでマギーを運ぼうとします。
しかし森の中を走っていても不気味な口笛の音が聞こえてきます。それを避けるように進むとひらけた場所に出ました。
そこには多くのニーガン達がいたのです。しかもすでにユージーンは捕まっていました。
そしてもう1台の車からダリル達も降ろされてあの残酷な場面につながっていきます。しかもここで初めてリック達は本当のニーガンに会うのでした。
誰もが泣いた!残虐的なあのシーン
シーズン6の終わり方がクリフハンガーだったのでシーズン7が始まるまでの間に誰が死ぬのか、ウォーキングデッドファンの間ではかなり盛り上がっていました。
なので製作側はネタバレしないように細心の注意をはらっていたようです。
それぐらい視聴者にとっても作り手側にとってもすごく大切なエピソードでした。
結果から言って皆さんご存知のようにエイブラハムとグレンが死ぬわけですけど、彼らの死に様はかっこよかったと思います。
そんなにエイブラハムに思い入れはなかったのですが、自分が殴られると分かった瞬間サシャに向けたピース。
その意味はエイブラハムとサシャしか分からない2人だけの合図です。
サシャのことが本当に好きだったんだなーと思いました。
そしてニーガンをにらみながら死んでいったエイブラハムは最期までエイブラハムだったなと感じた瞬間でもありました。
そしてグレンもやはりマギーを愛していました、ダリルが歯向かったためにグレンは死んでしまったわけですけど1回殴られたあと、マギーに向かって言った「君を見つけるよ」。
グレンファンは号泣したと思います。いやグレンファンじゃなくても号泣したでしょう。
色んな海外ドラマを見てきていますが、こんなに衝撃すぎて見終わった後に何もできなくなるというドラマは初めてでした。
まだまだウォーキングデッドは続いて行きますがもうこんなシーンがないこと、こんな気持ちになることがない事を願ってしまいます。そんなエピソードでした。