トレース10話
トレース10話は3月11日(月)放送です。
トレース10話の前半はいつもと同じ展開の事件といった感じでした。被害者が本当に報われない真相となってしまいましたね。
しかし、この事件がきっかけとなって武蔵野一家殺人事件の新事実が判明し、また一歩踏み出せました!次回の90分拡大の最終回に続くエピソードとなりました。
そして1話のころと違って真野に全面協力を申し込む人情味あふれる虎丸刑事もみどころです。
トレース10話あらすじ
10話ありがとうございました😊
ライバル同士だった若きテニスプレイヤーの葛藤、プレッシャー…切なかった😭原田ー!春日部ー!
次は最終回!!
真野さん、どうなる⁉️真野の家族を殺した真犯人は…?最後は30分拡大です❗️#トレース #科捜研の男 #柾木玲弥 #上杉柊平 #ありがとう pic.twitter.com/BDuzSMEPJl— 【公式】月9『トレース〜科捜研の男〜』 (@Trace_Kasouken) 2019年3月12日
ある日、テニスプレイヤーの原田恭一が歩道橋から転落死します。
原田はライバルである春日部芳彦の食事に禁止薬物を入れたということでテニス界から追放されている人物でした。
その彼が所属していた四葉食品会社の社長・佐保優作は25年前、真野の兄をイジメていた主犯格でその事実を知らされる真野。
一方、虎丸から真野一家が殺害された事件について聞かされたノンナは真野の力になろうとしますが、真野は一切を拒否します。
礼二は虎丸に協力を依頼
1人での事件究明に限界を感じていた真野は虎丸刑事に姉の司法解剖をした解剖医の行方と佐保についての調査を頼むのでした。
原田の事件は打ち切り命令が出ていることを知った虎丸と真野はもう1度事件を調べ直します。
真野に拒否されたノンナは独自に原田の事件を調べ、原田と思われる人物が、あるお店の看板を移動させていることを突き止め、その近くに工場跡地があり、そこで原田がいたと思われる痕跡を見つけるのです。
また、原田の近くには何者かが一緒にいたことも判明しました。春日部に話をしにいく3人。
工場跡地でテニスのトレーニングをしていたのだと話し始める虎丸刑事。そしてそこで毒物を摂取し、朦朧とした意識のまま外に助けを求め、転落死したというのです。
その工場跡地からはイヤリングが発見されました。持ち主は新田清美。原田の行きつけのBARのお客の1人でした。
原田に毒物を飲ませたのは清美だと言います。そして清美のことを春日部も知っているはずだと虎丸刑事が追及すると、彼は観念し、記者会見で真実を話し始めるのでした。
ドーピング
2年前、ドーピングをしていたことを告白する春日部。原田が春日部の食事に薬を入れたとされていたが、それは嘘だったというのです。
検査にひっかかった春日部に、チーム上層部のある人間が春日部と原田を呼び出し、取引を持ちかけたというのです。
その取引を持ちかけたのが佐保優作でした。肩を痛めていた原田にはプロ選手としての未来がないため、身代わりになれというのです。その代わり好きなだけ謝礼金を払うという佐保。
悩んだ結果、春日部の身代わりになることを決意した原田。そのことを思わず好意を抱いていた清美に話してしまったのです。
ドーピングの真実を知った清美は春日部を脅迫。
脅迫された春日部は佐保に相談します。
原田を殺害したのは・・
そのことを聞かされた佐保は新田清美にも取引を持ちかけたのでした。結婚詐欺で生活していくにはもう年齢的にもきついのではないかと。
そして毒物を清美に渡し、清美は原田を殺害するのでした。
苦しんでいる原田をそのままにその場を後にする清美。イヤリングを落としたことに気付いた清美は探しますが、見つかりません。
そしてその途中で朦朧としたまま歩いている原田を目撃します。そして現場である歩道橋まで来て、足を踏み外したのでした。
工場跡から見つかった証拠品から原田が摂取した毒物は青酸カリだということが判明します。
本来ならば立ち上がることさえ出来ないという真野。そんな原田が向かった先は春日部との試合が行われるはずだった国立コロシアムだったというのです。
真実
身代わりになることを承諾したあの日。
原田は春日部に「お前の才能はこんなことでつぶすべきじゃない。俺はもう選手として終わっている。あとは任せるよ。」と言います。
身代わりになった原田の為にも勝ち続けなければいけないと必死に練習していた春日部ですが、プレッシャーに押しつぶされそうになり、この苦しみから解放されたいとも思っていたと告白するのでした。
本当に王者になる資格を持っているのは原田だったと涙ながらにいう春日部。
そんな思いから記者会見を開き、真実を話す決心をしたのでした。
逮捕されたのは佐保ではなく別の職員
記者会見を受け、取引をもちかけたうえ、原田殺害をそそのかした人物が佐保である可能性は非常に高い。しかし、逮捕されたのは別の職員だという速報が流れます。
虎丸刑事も一課長にかけあうものの相手にされません。このことから佐保は警察関係者に守られていると実感する真野達。
そして真野が探していた解剖医の居場所も判明します。その解剖医の元へ行く真野と海塚。そこで姉のお腹にいた胎児の絨毛を渡されます。
その絨毛のDNAを鑑定する真野。結果、胎児とホームレス事件の時に採取した軍手のDNAに父子関係がある可能性が非常に高いことが判明。
つまり、真野一家を殺害した犯人が胎児の父親である可能性が高いのです。
佐保の遺体
姉に付き合っていた人間がいないとなれば、兄のイジメに巻き込まれた可能性もあると話す真野。
しかし、兄をイジメていた1人・新妻のDNAではないことから、佐保の可能性が浮かび上がってきます。
帰国した佐保と接触し、佐保のDNAを手に入れようとする早川と真野。佐保が運営する会社の新商品発表会の場に行く2人ですが、佐保の姿が見当たりません。
佐保を探していると突如爆発音が起こります。爆発元らしいボイラー室に行くとそこには佐保の遺体があったのです。
トレース10話感想
今回のメイン事件は今まで通りといった感じでしたが、最後でやっぱり佐保がからんできましたね。
にしても、この佐保。人の弱みばかり握っては脅し、自分の思うように動かす最低な人間でしたね。幼いころからこんなことばっかりやっていたのではないかと思わされます。そんな非道な人間だと考えると真野の姉のお腹にいた胎児の父親は佐保なのではないかと疑いたくなっちゃいました。

科捜研の人達も言っていたように、選手たちが可哀そうな事件でした。その中でも原田は本当に報われない人生だったなと思います。
肩の故障で選手生命を断たれ、身代わりを提案される。そのうえ、好意を抱いていた清美に殺されるなんて理不尽極まりなかった事件でした。
さて、後半でいよいよ真野一家の事件に進展がありました。ここからが今回の見どころですね。
進展があるものの、まだ父親が誰であるかは分からないので来週の最終回まで考察のしがいがありますね。
佐保なのか早川なのか、それともやはり壇なのか。
黒幕感たっぷりの壇ですが、ここまでくると裏をかいてくるのではないかといろいろ考えさせられます。
最終回までの1週間、真相を考えてみるのも楽しそうです。
トレース11話予想
いよいよ最終回!真野一家殺人事件=武蔵野一家殺人事件の真相が明らかにされます。
予告では佐保は胎児の父親ではないことが判明するようです
となれば、早川か壇か。と考えたいところですが、衝撃の名前が浮上してくるとあるので、視聴者が思いもしなかった人物の可能性もあるかもしれませんね?
ここは是非視聴者達をビックリさせるような展開になってほしいものです。
10話までのストーリーを見てみるとただただ残虐な事件では終わらないような気がします。これは見逃せませんね。